依存症について⑤行為依存(2)-ギャンブル依存―

2024年6月26日

おはようございます( ¯꒳¯ )ᐝ

今日は、前回あげたリストの①!

【ギャンブル】の依存について

「ギャンブル依存症」は、ギャンブル障害といった病名がつく病気です

他には、「アルコール依存症」や「薬物依存症」などがありますがこれらと同じように根の深いものです

「ギャンブル依存症」になる要因

・脳の中で報酬系と関連する神経伝達物質の変化が関与しています

「ドーパミン」ギャンブル中に期待や興奮を感じる際、脳内でドーパミンが放出され、快感や報酬を感じます

「セロトニン」は気分や情動を調節する神経伝達物質であり、快感や報酬に関連する感情を制御する役割があります。

「グルタミン酸」興奮性神経伝達物質であり、脳内のシナプスでの情報伝達に重要な役割を果たしています。ギャンブル中には、グルタミン酸の放出が増加し、興奮状態を引き起こすことがあります

「ドーパミン」「セロトニン」……

つまり、アッパー系の薬物を使用した時と同じなんですよ

・抑制力の低下

ギャンブル依存症の人は、報酬を求める欲求が強い一方で、自制力や抑制力が低下していることがあります

このため、ギャンブルに対する衝動を抑えることが難しくなります

・負の感情の逃避

ストレスや不安、孤独感などの負の感情を抱えると、ギャンブルが逃避やストレス解消の手段として使われることがあります

ギャンブルによって一時的に忘れることができるため、依存が強まる傾向があります

・心理的要因

過去の成功体験や思い出、社会的環境など、心理的な要因もギャンブル依存症のメカニズムに影響を与えることがあります

これらの要因が組み合わさることで、ギャンブル依存症が発症しやすくなります。

では、「ギャンブルを趣味として楽しみにしている人」と「ギャンブルにハマって抜けられない人」の違いは?

楽しみの一つとしている人は

ギャンブルのために、仕事や学校を休まない

ギャンブルのために、借金はしない

ギャンブルのために嘘はつかない

ギャンブルのせいで周囲の人と口論にならない

などあります

実は、依存症の人はギャンブルで本当に勝てると思ってしまっていることが多いんですよね

仕事を休み、借金をし嘘をついてギャンブルをする

口論のすえ「もうギャンブルはしない!」と、誓っても守れないでしょう

もっと悪い方へ向かう可能性もあります

人を騙してお金をとったり、窃盗など犯罪にはしってしまう人も実際います

もし、あなたの大切な人や友だちが「ギャンブル依存症」になったら

・ネットで診てくれる病院を見つける(依存症の専門医など)

・精神保健福祉センターに連絡する

前にも言いましたが、「ギャンブル依存症」は病気です

本人は認めたくないかもしれませんが、「病的賭博」や「ギャンブル障害」という病気なんです

状況が更に悪くなる前に相談・治療をしましょう

借金の相談は法律相談へ

良くなってきたら自助グループに参加することもいいでしょう!

同じ経験や状況の仲間の中で支え合うことが期待できます

 

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