依存症について③物質依存(2)-薬物依存について-

2024年6月22日

おはようございます

物質依存②

・覚せい剤、大麻、コカイン、ヘロインなどの違法薬物や病院で処方された向精神薬、うつ病の薬、安定剤、睡眠薬など合法ですが薬物の常用や乱用

まず、違法薬物から

「覚せい剤」

これはテレビの報道で警察の仕事やニュースなどではよく聞くことも多いですよね

覚せい剤はもともと医療用途で開発された薬物なんですよ

初めは鼻づまりや鎮静剤として使用されました

その後、興奮作用や集中力向上効果が発見されて軍隊やパイロット、アスリートなどのパフォーマンス向上を目的として広く使用されるようになりました

ドーパミンやセロトニンの放出により一時的には興奮状態をもたらしますが、その後クラッシュ状態に陥りやすく、疲労や抑うつ感を引き起こします

食欲を減退します

昔はダイエット目的で始める若い方たちがいましたが使用している間のみのであり、薬がきれたらまた食欲は戻ります

それが不安で常習する人もいます

これだけを聞くと大丈夫じゃない?と思う方もいるかもしれませんが、覚せい剤の効果は一時的には快感や高揚感をもたらしますが、反面、身体や精神への悪影響が大きく、中毒や健康被害を引き起こす可能性が高いんです

「覚せい剤」のみの話をしてしまいましたが

他には、コカイン・LSD・MDMA(エクスタシー)」などもあります

これらはアッパー系で

ドーパミン放出やセロトニン放出によって高揚感や興奮状態(エネルギーが増し、活力が高まります

これによって、眠気を感じにくくなり、集中力が向上することがあります

高用量や長期使用によって、覚せい剤の作用にもですが神経伝達物質の異常な放出が幻覚や妄想を引き起こすことがあります

では、他のダウナー系の

大麻(マリファナ)・ヘロイン・モルヒネなどは

ダウナー系と呼ばれ中枢神経を鎮静させ、鎮痛効果や幸福感をもたらすオピオイド系の薬物であり、覚せい剤やコカインなどとは異なる作用を持っています

ヘロインの使用により、使用者はリラックスや鎮静状態に入り、心身が麻痺して感覚が鈍くなることが特徴

 

実は、彩雅には「覚せい剤を常習」する知り合いがいました。

その方は友人が遊びに来て、玄関を開けようと覗き穴で見たときに幻覚がおこり

友人を警察と間違え包丁で刺しました

薬物は本当に怖いんです

1回だけとか、辞めたくなったら辞るから!と言った考えは危険です

上記の「薬物」らは中毒性はとても高いです

自分ではコントロールできなくなり、身体的苦痛やに耐えられずまた手を出す人ばかりです

だからといって、なら合法ならいいのか?ってことではありません

合法とは病院で処方される、向精神薬・うつ病の薬・安定剤・睡眠薬ですが

大量に摂取すること(オーバードーズ以後OD)は覚せい剤や大麻と似た作用があります

少し前のニュースなどでトー横キッズがODした映像が報道されましたね

それを見たとき今が辛いなどの原因があったり誘われた、しないと仲間になれないなど理由はあると思います

しかし、薬品を過剰に摂取した場合、重篤な健康被害を引き起こす可能性があります

OD症状には、意識障害、呼吸困難、心拍数の異常、けいれん、吐き気、嘔吐などがあげられ、その場合はすぐ救急車を呼びましょう

医療機関では、洗胃や吸引、対症療法などの処置が行われることがあります

とても辛い処置です

万が一のときは障害が残ったり、本当に命をおとす場合もあるんです

自分を傷つけたい、開放されたい、死にたいなど理由はたくさんあります

私ごときがですが

やめて欲しいと心より思います

心の相談などの相談ダイヤルが各地域ごとにあるので

相談してみるのもいいかと……

地域によって番号が違うので参考に